目利の海女さんが、素潜りで摘む。
天草のふるさとを求めて
 

西伊豆天草漁

  

海女さんの天草収穫が、寒天づくりの第一歩。
 
西伊豆の海女さんは皆、大ベテラン。今なお現役の海女さんの素潜りはとても華麗です。午前中、海でずっと天草漁を行い、午後は穫った天草を陸揚げして、その日中に干す。海では数キロのおもりを腰に巻いているので陸にあがると足腰にかなりの負担があるはず。それでも元気に漁を終えて振る舞う姿は、いつだって凛としています。

 

天草漁は早朝からはじまる

 
海底の天草をめがけて一気に潜る
穫った天草を浮きに吊るした網に移す

 
1回1分程度で天草を収穫

収穫された天草は手をかけて女草へ。
 
太陽光が十二分に届いた場所で育つ天草は、天草本来の臭いが強く、まさに海の幸の香りが漂う。天日干しにすると木目の細かい柔らかくて軽い女草(おんなぐさ)になる。この天草を使った寒天はまさに絶品です。

水揚げされた天草を干す

 
入念に水洗いをする
幾度となく水掛けを繰り返す

 
風通しのいい網台に並べ天日干し
やがて、黄金色になる天草。目草となり良質な寒天をつくる材料となる。